母方の兄妹で未婚の兄(自分から見たら叔父)がいました。僕が子供に頃に母が仕事で忙しいときは実家に預けられることがあったのですが、叔父が家にいるときはよく遊んでもらった記憶もあり、いつもニコニコした優しい叔父でした。そんな叔父ですが、彼女がいるとか見合いをするとか聞いたことがなく、子供ながらに僕は叔父の事を女性とは無縁な生活を送っている人だと思っていました。僕たちも小学生からだんだん成長したり、母方の両親が相次いで亡くなったこともあり、実家に行かなくなっていきました。そんなある日のことです。叔父の話題になったのですが、どうやら女性にかなりのお金を貢いでいるとの話が舞い込んできました。独身であればそこそこの貯えもあったと思うのですが、お金が足りないので闇金に手を出したらしいのです。スマホもない時代だったのですが、勤め先も早期退職し、実家にも帰らず、所在不明になっていました。ヤバいことになっていると気にしている矢先ですが、我が家に闇金から叔父に関する問い合わせの電話がありました。電話を受けた父はそんな人知りません、関係ありませんといい電話を切りましたが、父が怒るのも当然です。母に問いただすと母の勤め先にも同様な問い合わせがあったとの事でした。母の腹違いの兄弟から叔父に関する連絡があり、大人の話し合いの場を設けて叔父は自己破産をしたと聞きましたが、叔父とは絶縁状態です。我が家で家族が集まってもいつの間にか叔父に関する話題はタブーとなっています。
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誰かに相談することが大切だと実感
予期せぬことがきっかけとなり借金をしてしまい、金額も膨らんでいきどうしたら良いのかわからず悩んでいました。世の中にはもっと大きな金額を借りていたり、前向きに返済を頑張っている人もいるし、その人たちに比べたら金額はそんなに大きくないと思われるかもしれません。でも自分にとってはかなり大きな金額に感じたし、精神的に参ってしまい仕事にも支障が出るようになりました。こんなことでは借金を返済することがまた難しくなってしまうとさらに追い詰められていた時に、以前親しくしていた人から連絡が来ました。
本当にただ偶然のタイミングで、元気かなという程度の内容でしたが、その電話で急に涙がこぼれてしまい借金に関することを一気に相談しました。今思えば久々に連絡をした知人にこんなことを涙ながらに相談されて本当に迷惑で困っただろうなと思いますが、その人はとても親身になり話を聞いてくれて今後どうしていけば良いかを一緒に考えたりアドバイスもしてくれて、本当に嬉しかったし心が楽になりました。
知人の知り合いにも借金をして人生が終わりかけたけれど、そこから頑張って借金返済をしてやり直している人がいると言われて、その金額も本当に私とは比べものにならなかったので、そんな人が今前向きに生きているならと希望を見出すことができたし、そこから周りにも借金に関して相談できるようになり、なんとか解決させることができました。やはり1人で悩まずに誰かに相談した方が良いと学んだ出来事です。