ギャンブルで作った借金 家族で乗り越えた話

私の友達のAさんの話です。A子さんはとても明るくて優しい人なんですが、結婚して数年後に、旦那さんがギャンブルにハマってしまって、借金を抱えることになったんです。最初は小さな額だったらしいんですけど、どんどん膨れ上がって、最終的には500万円以上になったって聞きました。
A子さんの旦那さんは消費者金融とか、クレジットカードのキャッシングでお金を借りてたそうです。借りてはギャンブルで全部使っちゃう、そしてまた借りる、みたいな感じで、あっという間に多重債務っていう状態になったらしいです。
それで、A子さんは最初、旦那さんに「ギャンブルやめて!」って必死に説得したみたいです。でも、それだけじゃ借金はなくならないじゃないですか。だから、弁護士さんに相談して、債務整理っていうのをすることにしたんです。弁護士さんが提案してくれた方法は「個人再生」っていうやつで、借金を減らしてもらって、月々の返済額も抑えられるようにしたらしいです。
A子さんは最初、自分の家がこんなことになっちゃったのが恥ずかしくて、誰にも言えなかったみたいです。でも、ある日、私に思い切って話してくれました。私はびっくりしたんですけど、「まずは専門家に相談したほうがいいよ」って伝えました。
その後、弁護士さんに相談してから、旦那さんもギャンブルをやめるって心に決めたみたいです。A子さん自身も家計を見直して、節約生活を始めました。それまで外食ばっかりだったけど、自分でお弁当を作って持って行ったり、家の中の電気や水道代を減らす工夫をしたりしてました。でも、最初は慣れなくてストレスもあったみたいです。
そんな中で、A子さんは地元のママ友グループに入るようになりました。借金のことは全部話さなかったみたいだけど、みんなと節約の話をしているうちに、ちょっと気が楽になったって言ってました。
借金の返済には5年くらいかかったそうですけど、今では家族みんなで新しい生活をしているみたいです。「あの時は本当に大変だったけど、家族の絆が強くなったし、子どもたちにも同じ失敗をしないよう教えられる」ってA子さんが言ってました。
借金って、誰にでも起きる可能性があることなんだなって思います。でも、一人で悩まないで、ちゃんと誰かに相談することが大事だと思いました。この話が、今困っている人の助けになればいいなって思います。

債務整理による問題

以前、知り合いが借金に苦しんで、司法書士に相談した結果、債務整理することになりました。
その際は、自己破産まではせずに済んだそうですが、司法書士からは自己破産のデメリットを説明されたみたいです。

自己破産のデメリットを聞き、あらためて借金という問題がイカに命取りになるかを知ることとなった…と話しています。

例えば、借金問題をそのまま放置し、自己破産になると、家など価値のある財産は手放さなければなりません。

しかも、手続きはすぐにできるワケでもなく、長期戦になります。それなのに、免責が認められない場合があったり、時間と費用もかかり、信用情報にも掲載されてしまいます。

そこまでしなければならないのか…自分はそう感じましたが、借金をゼロにする手続きなので、致し方ないのでしょう。
ゼロにするためには、厳しい面もあります。免責許可を判断するための調査もメンタルが崩壊する…そうしたことを司法書士の先生から伝えられたそうです。

財産処分に関するルールは厳格で、家、車など、価値のある財産は残せないと言われたそうです。しかも、債務整理をすると、事故情報が登録されます。ブラックリストは加盟するクレジットカード会社やローン会社などにも情報が提供されてしまいます。

そうなると、クレジットカードやカードローンの審査には通過できません。簡単につくった借金も、放置して額が増えたり多重債務になれば、こうした未来が待っているかもしれないから、自分も借金はしっかり返済しようと肝に銘じました。