突発性難聴による返済の危機

私は、以前は建築会社に勤務しており、当時車の買い替えを検討していました。 そして、欲しい車が決まり一日でも早く手にしたかった私は一枚だけもっていたカードローンを利用し、購入しました。 毎月3万円ほどの返済で特に問題もなく生活していましたが、ある日突然、突発性難聴という病気になり、聴力が著しく低下しました。 そして、身体障害者2級という扱いになり、もちろん務めていた会社は退職せざるを得ない状態となりました。 しかも、自己都合での退職ということもあり、雇用保険を受け取れるのも2か月後、再就職するにしても人と会話ができないので非常に厳しい状況となりました。 先のことなど考えられる訳もなく絶望的になっていても、借金の返済は待ってはくれません。 最初の数か月は良かったのですが、だんだん返済が厳しくなり、借り手は返す、また借りては返すの状況が続き差し押さえをされてしまうのではと内心ビクビクしながらの生活が3年ほど続きました。 在宅ワークで稼いだ微々たるお金を借金の返済にあて、生活保護や自己破産なども考えましたが、周りの目が気になりなんかこらえていました。 誰にも相談できず精神的にも病んできて、いっそのこと楽になった方がいいのではと思うほど心に余裕がなかったのを覚えています。 その借金問題から救ってくれたのが、障害者手帳の更新でした。 本当に辛かった時にちょうど障害者手帳の更新の手紙が届き、病院で診断書を書いてもらい提出をしなければいけないということで、役所にいって審査をしてもらいました。 そうしたら、障害者等級が上がり障害者2級となったのです。 実は障害者2級になると、障害年金が支給されます。 難聴になったことが原因で辛い思いをしたはずなのに、その時は本当に安心しました。 その後、1人で外出する事も減ったわたしは在宅でできる仕事を増やし何とか今日まで生活しています。